サンマな話し
古典落語で
目黒のさんま
というはなしがございますが、
とある大名が今でいう目黒へ鷹狩りに出た際
いい匂いに出くわし なんの匂いか?
と尋ねると 百姓がサンマを焼いておりまして
そこで側近たちに外道だと反対されるのを他所に
食してみると なんという美味
この味が忘れられず 邸に戻って
早速サンマを持てこいと
料理番は、腹を壊さぬように油を抜き 原型を崩して
出したところ うまくないのは当たり前
(殿) おい これはどこのサンマであるか?
(家来) 今朝の魚河岸で仕入れてきたものです
(殿) なーるほど まずいわけだ
やはりサンマは目黒に限る
要は偉い人はものを知らないってはなしで
サンマについては 現代人も同じでございます。
旬、脂の乗り、漁獲地、漁獲国
いろいろネタがありすぎて
今回では書ききれないため
この話は、またいずれ
今日はサンマの加工をしているため
そのネタにて
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