産地偽装と加工地偽装?

今回はちょっとまじめな話を・・・\n産地偽装が世間で騒がれるようになって\nずいぶん経ちます。\n食肉、農産物、水産物\n毎年ニュースが流れ もはや\nなれっこで、なんの驚きも無くなっているかのように\n耳に入ってきます。\n私たちの業界では 産地偽装をやることは\n会社を潰すことに等しい行為で、ものすごく\nリスキーなのですが、未だあるんですね( ̄□ ̄;)!!\nさて 産地偽装だけ一人歩きしてるようですが\n実は加工地偽装も問題なんです。\nそもそも日本の法律では\n産地の表示は義務ですが、加工地の表示は義務化されていません。\nつまり 国産の原料を中国に輸出し、中国で加工され\nまた日本に輸入し\n販売しても 表示は 原材料(国産)になる訳です\n必ずしもそうではありませんが\n中国では聞くところによると 水道水は直接飲めません。\nそれに水道水より安価な工業用水で食品加工をされている工場\nが、多々あると聞いております。\nあと 水産物には欠かせない食塩は、重金属や有害物質が混じる\n粗悪品が多く特にコストを優先させる加工場で利用されているとも\n聞きます。\n最近テレビでも話題になりましたが\n工場管理もずさんなところが多く、ただコストを抑える為だけに\n中国加工に頼っている日本の市場\nその加工地を表示しなくて良い今の法律は産地偽装と同罪に思えるのは\n私だけでしょうか?\n今日本ではなじみ深い 子持ちししゃも\n約20年前はノルウェー産 国内加工が一般的でしたが\n近年は、ほぼ100%中国加工に取って代わられました。\n食品売り場でおなじみの 鯖フィレ 塩鯖フィレも\n今ではほとんどが、ノルウェー産 中国加工で市場に出回っております。\n当社では、ノルウェー産 及び 国産の鯖をフィレーに加工し\nそれをを活用した完全国内加工商品の開発などを行っていますが、\n取引先によっては、価格面だけで、中国加工品の価格を出してきて比較されます。\n確かに中国加工はコストが安いですが、ただそれだけです。\n日本の安心安全神話は どこに消えたのか?\n今後 安全面でも国内産業の景気の活性化の面でも賛同していただける取引先が\n増えることを願っております。\n

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